船)とが最狭部で併走せざるを得ない状況を再現し、航路の出入口付近における小型船と大型船の初期相対距離を危険領域と定義し、この危険領域が両船間の初期相対距離、速力、大型船の種類によってどのように変化するかを検討した。
2)シミュレーション結果
南流最強時に最接近点の生じる位置は航路入り口における初期の相対距離の大きさと相対速力差で決まることが判明し、最接近は潮流の強い西水道の中央部で発生した。
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